要注意!初心者がやってしまいがちなカメラの設定ミス5選

こんにちは、芋けんぴです。
私は写真を始めてから早6年ほどが経ち、たくさんの写真仲間に写真を教わったり教えあったりしているうちに、初心者が共通してよくやってしまいがちなミスがあることに気づきました。

今日はその中から、特に初心者の方に知ってほしいポイントを5つに絞ってお伝えします。
それは、以下の5点です。

  1. ISO感度を十分に上げない
  2. シャッタースピードが遅すぎる
  3. 露出補正を使わない
  4. 絞りを開放にしたがる
  5. 三脚使用時に手ブレ補正を使ってしまう

ひとつひとつ見ていきましょう。

1.ISO感度を十分に上げない

これまで一般的には、デジタルカメラISO感度は出来るだけ低く設定するのが望ましいとされてきました。これは、初期のデジタルカメラでは ISOが高くなるにつれて恐ろしいノイズが発生したためです。私の周りのカメラマンにも「ISOは基本100で撮る」という方も数多くいて、初心者はそれを盲目的に信じしてしまいがちです。しかし、デジタルカメラが驚異的な進化を遂げている昨今において、この考え方は完全に古いものになってしまいました。最新のデジタルカメラでは、ISO 800,1600,3200、さらには6400という高感度でも、驚くべき品質で撮影することができます。よほど大きく引き伸ばす場合を除き、ノイズが気になることはほとんどありません。

この飛躍的な技術の進歩は、私たちの撮影方法までも変えてしまいました。三脚を使用して撮影をするときは別として、手持ちで撮影しているとISOをもっと上げたいなぁと思うことはよくあります。私は普段、太陽光ではISO100-400、日陰では800-1600、夕暮れや夜間は3200-6400に設定しています。これにより、より速いシャッタースピードを確保し、適切な被写界深度を維持しながら手ブレや被写体ブレを防いで写真を撮ることができるのです。

また、マニュアルモードで撮影している場合を除き、ISO auto機能は使わないようにしましょう。露出を決める3つの設定(シャッタースピード、絞り、およびISO)のうち、2つをカメラに任せてしまうと、露出のコントールを体得しにくくなります。例えば絞り優先モードを使用するなら、ISOを固定し、シャッタースピードだけをカメラに決めてもらうようにしましょう。

2.シャッタースピードが遅すぎる

手持ち撮影で手ブレを抑えるために、レンズの焦点距離×シャッタースピードが1になるようにするのが望ましいと言われています。例えば50mmのレンズで撮影するのであれば、シャッタースピードは1/50秒かもしくはそれ以上にするべきです。300mmであれば1/300秒で、望遠レンズになればなるほど早いシャッタースピードが必要になります。これは、望遠になればなるほどちょっとした手ブレが目立つようになるからです。

動きのある被写体の場合は、シャッタースピードを速くする必要があります。歩いている人をブレないように写すなら、最低でも1/250秒以上にするのが望ましいですね。車のような被写体になるとシャッタースピードがさらに速くなります。

3.露出補正を使わない

絞り優先モードやシャッター優先モードを使用している場合、露出補正がとても役に立ちます。カメラの自動露出補正は、すべての露出をグレーに近づけるように動作するため、暗い部分や明るい部分が多い写真を撮る際に、思っていたのと違う明るさの写真になってしまうことがあります。

例えば、明るい雪や明るい空がたくさんあるシーンでは、カメラは「明るすぎる」と判断して、白い部分が灰色に見えるように画像を暗くしてしまいます。逆に夜間や暗い場所で撮影している場合、カメラは「暗すぎる」と判断して、暗い部分をより明るい灰色のように見せ、あまりにも明るい写真になってしまいます。ほかにも、明るいハイライトや暗い影が入っていたり、被写体が逆光である時も同じ問題が発生します。

これに関連して、測光モードを正しく使えずに適当に使っている初心者カメラマンも多く見かけます。メーカーにより名称は様々ですが、主な測光モードは、マルチ測光、中央重点測光、スポット測光の3つです。簡単に言うと、マルチ測光は画面全体の明るさを測光するモード。中央重点測光は画面の中央とその周辺の明るさを、スポット測光は撮影者が選択した特定のスポットに基づいて測光します。個人的にはマルチ測光は広すぎ、スポット測光は狭すぎで狙った被写体に露出を合わせにくいので、中央重点測光をよく使っています。

4.絞りを開放にしたがる

新しいf/1.8やf/1.4の大口径レンズを入手すると、ついすべての撮影で絞り開放で撮ってしまったり、そうしないともったいないような気がしたりしませんか?絞り開放で撮ること自体は私も大好きなのでシチュエーションによっては問題ありませんが、f/1.4の被写界深度がどれほど浅いのかを理解する必要があります。

f/1.4などの非常に浅い被写界深度で撮影している場合、最も重要な被写体にピンポイントでピントを合わせる必要があります。例えばポートレート撮影では、特定の意図がない限り必ずと言っていいほどピントを眼に合わせます。うっかり耳や鼻にピントを合わせてしまうと非常に目立ちますし、「失敗した写真」のように見えます。私はボケ量を確保したい場合はf/2.0、それ以外ではf/4.0まで絞ることも多いです。f/4.0まで絞ってもまだボケ量も多いですし、失敗写真が格段に減り、撮影に集中できるようになるのでお勧めです。

私がまだポートレートを始めたばかりの頃の写真を見返すと、開放ばかりで撮っていたので、ピントを外しまくっていて恥ずかしくなります。しかも初心者のうちは目が肥えていないので、それがピントを外していることに気づきにくいです。

5.三脚使用時に手ブレ補正を使ってしまう

レンズやカメラについている手ブレ補正機能は、手持ち撮影をするときに手ブレを防いでくれます。今やこれなしでは考えられないほど、私もお世話になっています。しかし、三脚に乗せてカメラを固定している場合は、この機能を必ずオフにするようにしましょう。カメラが固定されているにも関わらず手ブレ補正機能が振動を発生されることがあり、かえってブレてしまうことがあるからです。せっかく三脚を使って写真を撮っているのになんだかブレているなぁと思ったら、第一にこの機能がオフになっていることを確認しましょう。第二に疑うべきか、風の強さと三脚の品質です。

おわりに

いかがだったでしょうか。カメラをどう使うのかは、どんな写真を撮りたいかによって決まります。このため、上記はすべての写真家に当てはまるわけではありません。しかし、初心者がより写真をうまく撮れるようになりたいのであれば、まずはこれらのような設定を見直してみるのがよいのではないでしょうか。

それでは。

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